「見たままモード」から「はてな記法」や「Markdown」へ、またはその逆など、はてなブログの編集モードを後から変更するための方法です。
といってもコンバート (自動変換) をすることはできません。別の記事を新しい編集モードで書いて、URLを入れ替える方法になります。
例として「見たままモード」で書かれた元記事から、「Markdown」で書く新記事に入れ替えるようにしてみます。
「Markdown」で新しい記事を書く
まずは、Markdownで記事を書き直します。
自動変換はしてくれませんから、こればかりはどうしようもない…
記事の構成によっては、「HTML編集」のところにあるHTML記述をそのままコピペしてもよいかもしれません。ただ余計なPタグなどが入ってしまい、Markdownとして分かりづらくなるかも。
すでに書き終えた記事であれば素材は揃っているわけですから、それを使って地道に見直しつつやっていくのが良いでしょう。
あと新しい記事を書くときは、まずとにかく移植することだけを行うと目的がブレなくてよいです。ついでに修正したくなる気持ちはわかりますが、Markdownに移植してからじっくりやりませう。
私がこれを行ったときは、まず「見たまま」モードの内容をMarkdownモードで新しく開いた記事にコピペして下地として使いました。それからデザインやブログバーツなどを手直ししていきました。
テキストの入力を省略できるのと、全体の構成をそのまま持ってこれるのでだいぶ手間が省けます。
元記事のURLをリネームする
Markdownで記事が書けたら、元記事との入れ替えを始めます。
まずは元記事のURLをリネームします。
元記事の設定を開くと、「カスタムURL」のところに今のURLが入っています。そのURLを変更します。
わかりやすく「_2」を付けてみました。
新記事を、もとのURLで公開する
新しく書いた記事を公開します。
そのときに「カスタムURL」で「入れ替えたいURL」を入力します。
投稿日時も元記事に合わせておきました。そうするとより元記事に近いですから。
あとは公開すれば、このURLでのアクセスが新しい記事に行くことになります。
URLにアクセスして、その記事が新しく書いた記事であることを確認したら完了です。
旧記事を下書きに戻す、または削除する
新しい記事が無事に公開されたら、元記事は下書きに戻すか削除してしまいます。
もう削除してしまってもかまわないのですが、私はしばらくの間は下書きにしておくようにしています。後から確認したいことなどがあったりするかもしれないので。
HTMLをどこかにコピペして、バックアップしておいたりしても良いかもしれません。
というわけで、編集モードを変更する方法でした。力技ってやつですね…
本記事では例として「見たまま」モードから「Markdown」への変更を行いましたが、この方法を使えば「はてな記法」への変更や、また逆に「Markdown」から「見たまま」モードへの変更なども出来るはずです。
はてなブログを開始したときはとりあえず「見たまま」モードで書いていました。その後、慣れてきたころにMarkdownに切り替えて今は全部Markdownです。「見たまま」もちょっと書くぶんには便利なのですが、いかんせん重い…
でも「見たまま」モードの古い記事を修正することもそれなりにあって、これらの記事をどうにかMarkdownに変更できないかなと思って考えました。
記事単位では一度決めた編集モードは変更できないため、新しく作ってURLを合わせるようにする方法を取りました。新しく書き直すことにはなりますが、モードを変更する時点でどのみち書き直しは必須なので…